おいおい、黙れ

W杯最終予選、第9節オーストラリア戦を2-0で勝利し、森保監督は

「私がプランした大まかなコンセプトに選手たちが従ってくれながら、ピッチ上で実際に戦っているのは自分たちだと選手が認識して、試合の流れを読み取りながら修正力や対応力を主体的に発揮して、試合に勝つ選択をしてくれた」

とインタビューに答えていた。

2点はいずれも途中出場の三苫のゴールだった。

 

そして臨んだ6月の親善試合の目的は、W杯本戦へ向けてのテストマッチ以外の何物でもなかった筈だ。

ただし、日本代表の現在値を知る上で絶好のチャンスだったブラジルを迎え、日本代表は主力の負傷離脱が目立った。

守備の要の冨安、中盤の要の守田、そしてCFの半端ない人。

 

今回の親善試合の趣旨を考えると、FIFAランク35位のチュニジア戦での中盤のスタメンは、鎌田、原口、遠藤だと分かりきっていた。

どーでもいい話しだが、チュニジア戦前日、私ですら会社の同僚達にそう断言していた。

 

要するに、はなっからテストマッチだったんだろ?

 

「浮き彫りになった、監督や選手達の実力」なんて分かりきっている根本的な問題はどうでも良くて、「本番までに修正すべき問題を、出来るだけ多く浮き彫りにする」という当初の目的を達成出来たという意味で、6月のブラジル戦、そしてその他のテストマッチは、日本代表にとって成功だった筈だ。